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【日本の名車】トヨタ コロナ マークⅡの歴史4代

【日本の名車】トヨタ コロナ マークⅡの歴史4代

(出典:”ウィキペディア”より)

香川県高松市でカーディティーリング業を20年以上やっていますマジックガレージ高松です。
主にボディーコーティングやカーフィルム施工を手掛けています。
ブログを見て下さりありがとうございます。
記事を見て頂いてお役に立てれば幸いです♪

コロナ マークⅡとは?

(写真:トヨペット コロナマークII (RX22) GSS)

ここでは「コロナ マークⅡ」が誕生して幕を閉じるまでの歴史に付いて紐解いていきます。
まずは誕生と成り立ち、車名の由来から触れます。

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誕生について

会社がまだトヨペットと呼ばれていた時代。
発売は1968年9月21日、1960年代後半に自家用車需要の高まりに応えるべく登場。
高級セダンクラウンとその下に位置していたコロナ(T40系)の中間の位置づけとして販売開始。
車名は「コロナ マークⅡ (T60型)」とされコロナ(T40系)の発展型として名付けられ産声を上げた。

1968 Toyopet Corona-Mark II
(出典:”ウィキペディア”より)

クラウンコロナ(T40系)との差別化を図りレジャー目的の自動車として売り出される。
自動車が憧れから大衆車としての地位を獲得した瞬間と言える。

レジャーを楽しむファミリーセピアイメージ
発売から1年後の1969年9月にはハードトップに高性能仕様の「GSS」が追加。
トヨタ 1600GTの後継とされる。
心臓部であるエンジンは8R(1,900cc)からDOHC(ダブルオーバーヘッドカムシャフト)化した10Rを搭載。
最高出力は140PS、最高速度は200km/hのスペックを誇る。
10Rは後に呼び名を8R-Gに変更となった。

1970年2月にはフェイスリフトと1.6Lを1.7Lに増強するマイナーチェンジが行われる。

1971年2月のマイナーチェンジにより変更されたフロントマスクの形状から「イーグルマスク」と呼ばれた。
セダンとハードトップの後部バンパー下にナンバープレートが移設される。

初代の販売終了前月までの新車登録台数は累計43万334台となった。

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車名の由来

「誕生について」でも少し触れましたが当時販売されていた小型セダンクラスのコロナの上位モデルとして開発。
より高級でスポーティーなコンセプトでコロナの二次的モデルの意味合いとして「コロナ マークⅡ」と命名される。

この命名方法は海外のモデルチェンジやグレード変更によく使われいた方法です。
例を挙げるとジャガーMk-IIと言う名前が採用されていた。
そう言った事例もあり既存のコロナオーナーの上級車志向を意識した結果である。
後にモデルチェンジを機にコロナの持つファミリーカーのイメージから独立した車種マークⅡとなる。
それにより高級車としてのイメージが確立され浸透する事となる。

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歴史

(出典:”ウィキペディア”より)

前述した「誕生について」では初代コロナ マークⅡについて触れました。
その後マークⅡとなるまでのコロナ マークⅡが幕を閉じるまでの歴史を綴ります。

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2代目(X10/20型)

2代目は1972年1月から1976年まで販売されました。

1972年5月にはツインキャブ仕様、電子制御燃料噴射2000GSL-EFIのモデルLが追加される。

1973年8月にはフェイスリフトのマイナーチェンジ。
モデルLの6気筒エンジンにEFIエンジン搭載のLGを追加される。
既存のLのツインキャブ仕様はLXと改名。
またモデルLの6気筒に廉価版モデルLAに5速MTを装備したモデルワゴンLが追加。
1,700ccモデルは16R型に変更され1,800ccに容量アップ。
この年の変更が中期型に位置する。


セダン2000L(出典:”ウィキペディア”より)

1974年8月には排ガス対策に備えフロントノーズを55mm延長。
ここから後期型となる。

1974年12月には1,800ccのセダンタイプSTD、セダン/ハードトップ型のGLが追加される。

1975年10月には昭和50年排ガス規制適合のためTTC-C(トヨタトータルクリーンシステム)搭載。
乗用4気筒エンジンタイプは全て18R型・2,000ccに統一される。
これを機にDOHC・ツインキャブエンジン搭載のGSSは廃止。
6気筒ツインキャブモデルLXはEFI化。


(出典:”マジックガレージ高松YouTubeチャンネル”より)

動画は1972年から1976年まで製造されていたトヨペット コロナマークII (RX22) GSS
ボディーの艶復活までの作業風景もチャンネルが別になってますが公開しています。

1976年6月には4気筒2000ccが改良され18R-U型となり昭和51年排ガス規制適合。
型式はセダン、ハードトップ共にC-RX15型となる。
特撮ヒーローもの「ウルトラマンA」に前期型の2ドアハードトップ2000GSSが採用され「タックパンサー」として登場。
子供たちが憧れその後の販売にも影響を与えたと言える。

2代目の販売終了前月までの新車登録台数の累計は57万8970台となった。

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3代目(X30/40型)

3代目 は1976年12月から1980年まで販売されました。

2代目からフルモデルチェンジする際、販売が苦戦を強いられたことを踏まえ開発コンセプトを「堅気になろう三代目」とした。
より幅広い顧客を獲得ために当時のアメリカ車のヨーロッパ調セミクラシックの要素がデザインに組み込まれた。
先代から考えると品のある高級感漂うデザインとなる。
単眼2灯式のシンプルな顔立ちから通称「ブタ目」と呼ばれていた。
この代での特徴としては最上級モデルに「グランデ」登場。
その他にも唯一DOHCモデルが存在しない、1977年に姉妹車に「チェイサー」が登場。
輸出車に「クレシーダ」の登場が挙げられる。
この代では高度経済成長の最中、環境問題も社会問題化しており排ガス規制による技術的な変更が多く行われた印象がある。


セダン 2000グランデ(出典:”ウィキペディア”より)

1976年12月にフルモデルチェンジ、3代目が産声を上げる。

1977年4月にセダン1800が追加される。3T-UのエンジンにTTC-C(トヨタトータルクリーンシステム)搭載、昭和51年排ガス規制適合。

1977年6月にハードトップ1800を追加される。
6気筒2000-EFIのM-EUモデルが昭和53年排ガス規制適合。

1977年11月に1800の3T-Uが昭和53年排ガス規制適合。


初代チェイサー(出典:”ウィキペディア”より)

1978年2月に2600の4M-UをEFI化、4M-EUとし昭和53年排ガス規制適合。
それと同時に2000、2600のATを3速からオーバードライブ付き4速に変更する。

1978年8月にマイナーチェンジを実施。フロントグリルの形状、後退灯が独立し大型化。
その他にもフロントクリアランスランプもマークIIのロゴが入ったデザインに変更。
大型衝撃吸収バンパーを2.0リッターと2.6リッター車にオプションでラインナップ。
4速ATをM-EU搭載車にも採用。
ブランド名が「トヨペット」から「トヨタ」へ。
それに伴いトランクリッドのエンブレムも「TOYOPET」から「TOYOTA」に変更される。


初代クレシーダ北米仕様(出典:”ウィキワンド”より)

1978年9月に4気筒2000が18R-Uから21R-Uに変更され昭和53年排ガス規制適合。

1979年3月に6気筒2000キャブレターのM-Uが昭和53年排ガス規制適合。

1979年8月に1800ATを追加。

1979年9月にマークⅡ初のディーゼルが追加され4速ATも選択可能に。
エンジンはクラウンに続き4気筒2,200ccのL型が搭載。

1980年4月にフロントグリルのマークが丸型から角型へ。
特別色のツートーンの設定が追加される。

3代目の販売終了前月までの新車登録台数の累計は19万2937台となった。

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4代目(X60型)

4代目 は1980年10月から1984年まで販売されました。

このモデルチェンジにより先代の丸みのあるデザインから直線的なデザインへと変貌。
「コロナ」の呼称が残るのはこのモデルで最後となる。
CMや新聞広告などでは「マークⅡ」のみの表記がされユーザーの間でもそれが浸透。
車体にも表記はなく唯一リアクォーター窓枠に表記がされているのみとなった。
この代から姉妹車「クレスタ」(ビスタ店、沖縄トヨタ専売)が登場。
「チェイサー」を含め「マークII三兄弟」と呼ばれた。


ハードトップ 2000グランデ(出典:”ウィキペディア”より)

1980年10月に装いも新たに4代目にフルモデルチェンジ。

1981年10月に2,000cc直列6気筒turbo(M-TEU)搭載モデル追加。
特別仕様車「セダン/4ドアハードトップ LEプライベートエディション」をリリース。

1982年8月にマイナーチェンジにより「イーグルマスク」がハードトップで復活。
ワイパーアームをフルコンシールド。
外装だけでなく内装も含め大幅に変更がなされる。
ラインナップも整理がされ2,400ccディーゼルターボ(2L-TEのAT車のみ)が追加。
2,000ccツインカム24(1G-GEU、160馬力)搭載の「グランデツインカム24」が登場。
「2800グランデ」が廃止される。
2,000ccクラスは6気筒エンジン、4輪独立懸架に統一され「GT」が廃止。
1,800ccクラスは新開発1S-Uに変更。


ハードトップ 2000グランデ(出典:”ウィキペディア”より)

1983年2月に「ツインカム24」に4速の電子制御オートマチック(ECT)が追加。

1983年8月に特別仕様車「グランデ・ツインカム24リミテッド」が登場。

4代目の販売終了前月までの新車登録台数の累計は42万5218台となった。

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まとめ

コロナマークⅡは1968年9月21日にコロナの二次的位置づけで産声を上げる。
それ以降日本の高度成長経済の発展の中で車社会の構築に貢献したブランドと言える。
レジャー的な位置付けから代が進むにつれてバリエーションも増えている。


5代目(X70型)ハードトップ(出典:”ウィキペディア”より)
これはトヨタが顧客ニーズを模索し拡大多様化する日本の自動車市場を意識してのことだ。
そして4代目を機に「マークⅡ」ブランドを押し出し次世代へと繋がる。
その後「マークⅡ」は誰もが知るブランドとして定着し、「マークX」に受け継がれる。
コロナマークⅡは日本の代表的なセダンの一つとして名車と名乗るに相応しい存在と言える。

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最後まで見て頂きありがとうございました。